下記の記事は本シリーズの案内板です。シリーズにおける趣旨や各記事の位置づけを把握できるため、初見の場合はぜひご一読ください。

真面目で要領が悪い人だけが知らない余裕のルール

格差の構造

真面目に取り組んでいるのに、なぜか仕事の効率が悪い。
覚えようと人一倍努力しているはずなのに、要領が悪いままで変わらない。

周りは普通にこなしているのに、自分だけが遅れているように感じてしまうことがあります。

最初は経験の差だと思っていても、何度も同じような場面でミスを繰り返すと「やり方の問題ではなく、自分の能力に問題があるのではないか」と感じてしまうことがあります。

ありがちな悩みの例

前の仕事をやめて新しい職場に移ったのですが、自分の要領の悪さにずっと馴染めずにいます。
自分なりに早く覚えようと、メモを取ったり予習したりと工夫しているつもりです。

ですが、いざ予期せぬトラブルや急ぎの案件が舞い込むと、頭が真っ白になってパニックになってしまいます。
周りはフォローしてくれますが、それが申し訳なくて余計に焦ってしまいます。

なぜ自分だけがこんなに効率が悪く、上手く立ち回れないのでしょうか。
真面目にやっているつもりなのに結果が出ず、このままやっていけるのか不安です。

真面目にやってて要領が悪い人それなりに要領よくやってる人の間には、何か埋められない溝があると思っている人がいるかもしれません。

ですが、私が思うにそれは、ほんのちょっとしたボタンの掛け違いで起こる脳のバグみたいなものだと思います。

例えば、授業の1限目や病院の予約時間、出勤時間などで遅れそうになり、慌てて準備した経験はないでしょうか。
そういうときって前日に準備しているならともかく、なにか忘れ物をしたり、朝ご飯を食べなかったりして、60%ぐらいのコンディションで出かけることになることがあるはずです。

要領が悪いって実はこういうのと似たようなものです。

> いざ予期せぬトラブルや急ぎの案件が舞い込むと、頭が真っ白になってパニックになってしまいます。

とにかく余裕がなくなるんですよね。

余裕とは、慣れとか知っている物事に対して感じるものです。
パニックはそれと逆で、未知のものや突発的な状況に対して感じるものですよね。

突発的なものの代表といえば災害もありますが、いつ起きるかわからないからこそ訓練や防災アイテムを平時に備えておくわけです。
地震という危険が迫ってから、ヘルメットが必要だったと思っても遅すぎるんです。

大抵のことは調べれば事前に知ることができます。効率が問われる仕事であればなおさらそうです。

完全に未知のトラブルならその場で何とかしなければいけませんが、その未知であっても人間には対処する力が備わっています。
デジャヴという言葉がありますが、人は知らないものでも何となく知ってるような感覚を覚えることがあります。

今までに経験したこととは全く違う分野でも、人はなにか似たものを感じとることができます。
ただしこれは経験値によるところが大きいので高度なスキルではあります。

> 周りはフォローしてくれますが、それが申し訳なくて余計に焦ってしまいます。

周りがいつでもフォローできるのは、パニックになってる本人よりも余裕があるからです。

余裕はつくれます。
ただし、目の前のことにただ一生懸命になるだけでは、時間がなくて急いでいるときと同じコンディションにしかなりません。

こういった要領の良い人・悪い人のような格差のルールには、脳の認知構造が関係します。
(格差のルールにおける認知構造分野はこちらで扱ってます)

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