何故かどこに行っても自分の役割が似たようなことになる場合があります。
例えば、周りの仕事を良かれと思って引き受けていたら、気づいたときには自分だけ仕事が増えていて、損な役回りになっていたというケースです。
職場で仕事を押し付けられ、家に帰れば家族の世話を焼き、心身ともにくたくたになりながら「私は優しいから」と自分を慰めていませんか?
なぜそうなるのか厳しいことを言いますが、あなたが損な役回りを引き受けているからではありません。
自覚はないかもしれませんが、あなたは周囲の人間に「私を搾取してもいいですよ」という招待状を笑顔で配り歩いているのです。
パートをしています。誰とも衝突せず、それなりに仲良く接していると、いつの間にか周囲に仕事を押し付けられる「便利な人」になってしまいます。
手を抜く人が増え、自分の業務外まで抱え込むのが常態化してしまいました。
最近は前よりも関係に距離を置いたり、これ以上は無理と相手に仕事を返したりしていますが、本心とは違う摩擦をつくってる感じで正直しんどいです。
チーフに相談しても変わらないので、どこまで自分が泥を被るべきか悩んでいます。
仕事で損な役回りをしたくないのですが、どうしたらいいでしょうか?
※よく見られる相談内容を再構成した例です
一般的には、このような悩みは次のように説明されることがあります。
- 必要以上の仕事を引き受けない
- 良い人を演じずに断る
- 上司に相談する
- 職場を変える
といった対処法です。
ただ、例ではすでに距離を置いたり、これ以上は無理だと仕事を返したり、チーフに相談したりもしています。
それに、「断る勇気を持ちましょう」なんてアドバイスをされたとしても、そんな勇気があるなら、とっくの昔に定時で帰っているはずです。
これを読んでいる時点で分かっていると思いますが、一般的な対処法では解決しません。
なぜなら真の問題はあなたの「自立」の定義がバグっていることにあるからです。
あなたが良かれと思って拾っているその仕事は、相手が成長するために必要な「責任」という果実を、あなたが盗み取っているのと同じです。
責任は重荷でもありますが、負うべき人にとっての成長のきっかけであり、仕事の勲章でもあります。
そのため、あなたが「良い人」を演じるほど、周囲は成長のきっかけと果たすべき責任を失った「無能な依存者」へと退化していきます。
この共依存の地獄を、あなたは「人間関係の良好さ」と呼び変えているだけなのです。
損な役回りから抜け出したいなら、優しさを捨てるのではなく、「人間関係の力学」を書き換える必要があります。
人は行動するときに無意識にリスクとリターンを考えています。自分の行動は、周囲の人がどう動くかにも影響します。
自分が良い人でありたいと思うあまり、人の仕事を引き受けることを繰り返すことは、自分が便利なタスクのゴミ箱であるという名刺を配り歩いているようなものです。
そして何よりも良い人でありたいと思う根底には、個人としての意見や都合を相手にぶつけることの恐れ、ネガティブな反応を受けたくないという恐れが隠れているはずです。
人の配慮する気持ちは大切ですが、同じように人には自分のエゴ、自己都合があるのは当たり前です。エゴを押し殺してすべての人に配慮することはできません。
それに自分のエゴの通し方を知らなければ一生、便利屋から卒業することは不可能です。
あなたが「便利な道具」から「一人の人間」として扱われるためには、脳に備わっている認知の仕組みをシステム的に把握することです。
その全貌を知る覚悟がある人だけ、こちらの記事を読み進めてください。
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「振り回されっぱなし」の毎日に、終止符を打つために
人は周りの影響から逃れられないため、周りにいる人と似たような人生を送ることになります。
それでもあなたは納得できる人生だと断言できますか?
私はこれまでに人間の行動原理や脳の仕組みの記事を書き続けてきました。
それら記事は全て、『永遠の人生の夏休みの実現』というゴールに繋がっています。
以下は関連記事全体を地図としてまとめたロードマップ記事です。
「自分の人生、どこかしっくりこない」と思っているなら、騙されたと思って一緒に初めの一歩を踏み出してみませんか?
永遠の夏休みな人生に至る法則シリーズの記事では、次の一歩に役立つ「思考のヒント」を散りばめています。
社会不適合界隈の歩き方
普通という基準で動く世界が一般社会界隈だとしたら、普通ではないという基準で動くのが不適合界隈です(詳細はこちら)。
社会不適合な私が、怪しいと思いながらも見つけた推せる箱でもあります。
生き方の選択肢としてそういう世界を知っておいて損はないと思います。
永遠の夏休みな人生を実現するために重要な考え方や技術、ノウハウがある界隈でもあります。
もし人生夏休み化や不適合界隈の価値観が合わないと言うなら、実は本音では「私は普通の人でいたい」ってことかもしれません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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