下記の記事は本シリーズの案内板です。シリーズにおける趣旨や各記事の位置づけを把握できるため、初見の場合はぜひご一読ください。

人は何を根拠に未来を判断するのか|悪い環境でも良い未来を描く方法

格差の構造

自分の将来が明るいか暗いかは、何によって決まると思いますか?

社会の経済状況が悪ければ、将来は自然に暗く希望が持てなくなるのでしょうか?

ありがちな悩みの例(20代転職に失敗・将来に希望を持つ材料がない)

29歳です。以前の職場を勢いで辞めてしまったのですが、その後の再就職がうまくいかず、現在は条件の合わない職場で働きながら、毎日後悔と不安の中にいます。

ニュースを見れば、少子高齢化や経済の停滞など、個人の努力ではどうにもならない暗い話題ばかりです。
自分の選択ミスを責める気持ちと、この先の日本でまともな生活を送っていけるのかという社会への絶望感が混ざり合い、どうしても前向きになれません。
一度レールを外れたら、もう二度と安心できる未来は来ないのではないかという恐怖があります。
「将来に希望を持て」と言われても、そのための材料がどこにも見当たらないです。

※よく見られる相談内容を再構成した例です

一般的には、このような悩みは次のように説明されることがあります。

  • 若いからやり直しはできる
  • 転職は珍しいことではない
  • 考えすぎ
  • 計画性が足りない
  • 判断ミス

単に転職に失敗した話なら、次の仕事を探せばいいということになります。
ですが、この悩みの中には個人ではどうしようもない社会問題も入っているため、その社会の中で転職に失敗した自分は「将来に希望が持てない」という話になっています。

人は、自分が気になっているものを優先して見てしまいやすい傾向があります。

人は赤が今日のラッキーカラーと言われれば、急に赤が目に入りやすくなります。

人が将来を想像するときも同じで、自分の経験以外に社会の状況や周囲の価値観、ニュースなどの過去から今まで見てきた情報も含めて、未来のイメージを考えます。

例えば、日本の景気は低迷しており・・・とニュースで聞くと、何となく手持ちと比べて食品が高いなと思ったり、閉店した店が目に入ったりしてしまいます。

実際に収入が低いケースもあると思います。
ですが、給料を使いすぎただけかもしれませんし、たまたま店が閉店しただけかもしれません。

それでも人は、最近聞いた「景気が悪い」という話と目の前の出来事を無意識に結びつけてしまうことがあります。

数字で出たものを比較すれば景気の良し悪しは分かるのかもしれませんが、景気というのは物理的な実態がありません。普通の人が実感するのはニュースから得た解釈と生活での雰囲気です。

悩みの例では、レールの外にいると不安な未来しかないとありますが、外でも内でも、主体性なく受け身になっている状況では、人は誰でも不安になりやすくなります。
自分の意思で決めている感覚が少ないほど、未来は予測できないものに感じやすくなるからです。

例えば、出かける予定があるときに天気予報を見て明日が雨だったとき

  • 傘を持っていこうと思って、忘れないようにカバンにくくりつけておくのか
  • 「うわ~雨なのか最悪」といって適当に寝て傘を忘れてしまうのか

では、明日どう過ごすことになるのかに違いができます。

もちろん他者が何を思うかや経済活動など、身の回りのすべてを自分が決めることはできません。

明日の天気に限らず、景気、少子高齢化による働き手不足の社会、就職の失敗など、悪い状況に置かれることもありますが、自分が今選択できる範囲で、どこで何をするのが一番良さそうなのかは、考えたり調べたりすればある程度見当をつけられます。

よりよい可能性、マシな行動を選ぼうとすることは、悪い状況にあってもいつでも始められます。
(極端な災害や戦争のような状況であれば別ですが、今の日本ではまずそんな状況にすぐにはならないです)

ですが人の脳は見たいものを見るクセがありますし、ネガティブな情報は特に気になりやすい性質があります。
見たくない情報が何なのか自分で気づけないと、なかなか将来に希望を見るというのは難しいかもしれません。

未来を判断する基準そのものが、社会の見通しや周囲の価値観の影響を受けているとしたらどうでしょうか。
「将来に希望が持てない」という感覚は、人が世界をどう見ているかという認知の構造とも関係しています。

そういった視点で見たとき、「将来に希望が持てない」という感覚も、少し違った形で理解できる可能性があります。

「振り回されっぱなし」の毎日に、終止符を打つために

人は周りの影響から逃れられないため、周りにいる人と似たような人生を送ることになります。
それでもあなたは納得できる人生だと断言できますか?

私はこれまでに人間の行動原理や脳の仕組みの記事を書き続けてきました。
それら記事は全て、『永遠の人生の夏休みの実現』というゴールに繋がっています。
以下は関連記事全体を地図としてまとめたロードマップ記事です。

「自分の人生、どこかしっくりこない」と思っているなら、騙されたと思って一緒に初めの一歩を踏み出してみませんか?
永遠の夏休みな人生に至る法則シリーズの記事では、次の一歩に役立つ「思考のヒント」を散りばめています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました