本記事ではチャット型AIのChatGPT、Manusを使ってアドセンス申請するブログを分析→AIのお墨付きをもらう→アドセンス審査に合格した話をお伝えします。
私はアドセンス審査合格に向けて自分でブログを分析して改善していましたが、4回申請しても「有用性が低い」という理由で落ちてばかりでした。
「とにかくアドセンスに合格したい」
「ずっとアドセンスで審査落ちしてるけど、これ以上どこを改善したらいいのか全くわからない。もう無理かも」
といったケースで参考になれば幸いです。
1~2回目のアドンセンス審査に落ちるまでにしたこと
1回目は以下のお知らせが来て落ちましたね。
サイトは広告を表示できない状態です
お客様のサイトで複数のポリシー違反が確認されたため、サイトに広告を表示できない状態です。
1~2回目の審査を申請する際に改善したことは以下です。
- 問い合わせフォームの設置
- プライバシポリシーの設置(必須)
- 運営者情報とサイトの概要・説明のページの設置
- ユーザービリティの向上(つぶやき記事の概要の追加)
- モバイル表示の最適化(スライドメニューの整備と項目の充実、ヘッダーにメインコンテンツを表示)
- サイトの表示速度の改善
- 企業ロゴが写り込んでいるフリー画像のぼかし(盲点だったし意味があったと思う)
初回の審査では、プライバシーポリシーのページの掲載ぐらいしかしなくて落ちました。
二回目はサイトの概要や表示速度の改善などを行いました。
個人的にはフリー画像の企業ロゴがポリシー違反のひとつだったんじゃないかと思ってます。
修正後2回目以降の審査では「複数のポリシー違反」とはメッセージに書いてなかったです。
3~4回目のアドンセンス審査に落ちるまでにしたこと
3回目も4回目も主にコンテンツの見直しを行いましたが、合格せず。
- サイト概要の充実
- メインコンテンツ「格差の構造」の一次情報の追記
- 「格差の構造」の個別記事に体験や感想、理由など個人的な視点の追加
- 「格差の構造」の要約が雑だった部分を自分の言葉で書き直した
- 「格差の構造」に身近な例を追加した
- 「格差の構造」の一部記事に、以前公開した自分のコンテンツを一部統合した
- 「格差の構造」の概要と内部リンクをまとめたページを作成
- YMYLやアドセンスのポリシーに引っかかりそうな記事や文章を非公開または修正
- タグの撤去
- 個別記事の投稿(ゲーム、格差の構造)
このあたりでブログの根本的な設計、コンテンツの設計がマズイのではないかと思い始めました。
アドセンス審査5回目の対策をChatGPTに相談してみた
ChatGPTえもーん!ブログ設計のゴールをアドセンス通過にして設計し直したいんだけどどうしたらいい?
ChatGPT:
ブログの設計を根っこから組み直す時は、頭の中の迷路を地図に描き直すような作業になります。
アドセンス対応まで含めると、ただの「地図」ではなく、検閲官に突っ返されないように標識がきちんと立った「安全な道路図」に近いものが必要です。
あなたが作りたいのは、ニュートラルで実務的な「資料」。
ここは遊び心を抑えて…
ちゃう、ChatGPTに設計を相談する場合や。外部向けの資料ちゃうねん
ChatGPTにアドセンス向けブログ設計を相談する時のテンプレート
追記:後日ChatGPTに「URL貼って審査チェックできるのか」と聞いたらできるって言ってました。
テンプレートより「アドセンス審査に通るかURLチェックして」→「有用性が低いコンテンツという理由で落ちたから改善例教えて」って言った方が簡単かも
ChatGPT:
ChatGPTに「ブログ設計」を相談するときは、建築士に家の設計を頼むみたいに、材料を少しだけ渡しておくと話が一気に進みます。
とはいえ、必要なのは厚い資料ではなく、レゴブロックを机に並べるくらいのシンプルさで大丈夫です。
ざっくり、次の4つがあれば十分です。
という回答のあと、ChatGPTに教えた方が良い以下の項目が表示されました。
テンプレートとして利用するには質問文も必要なので、以下の例文を参考にして使ってみてください。(プロンプト作成は詳しくないので、適当に書き換えてOK)
ちなみに、ブログ関連のやり取りは過去にしてるのでそれも回答に影響します。
ブログの設計を根本的に見直したいです。ゴールはグーグルアドセンスポリシーに対応した設計です。以下の条件をもとにしてブログの設計を練り直してください。
【1】ブログの目的
収益重視なのか、知識発信なのか、ブランドづくりなのか。
例:アドセンスメイン、AI引用を狙う、検索流入を軸にする など。
【2】扱うテーマ(または候補。ざっくりでOK)
例:視覚認知、心理学、生活改善、猫部屋、ブログ運営、ゲームイベントなど。
複数あるなら「主軸」と「副軸」を分けてくれると設計しやすいです。
【3】読者像(こんな人に届いてほしい)
読者がブログを読む理由をイメージできると、カテゴリ構成と危険ゾーン(YMYL)をうまく避けつつ設計できます。
【4】アドセンスで特に心配している点
次の審査を受けるときに「どこが不安か」を先に知れると、その部分を避ける構造やガイドラインを先に織り込めます。
例
YMYLギリギリを扱いたい
AI生成記事の扱いが不安
審査で落ちた理由がよく分からない
ネタが雑多でカテゴリーの分け方が難しい
ChatGPT:
この4つさえあれば、こちらで「ブログの地図」を描けます。
あなたがざっくり投げてくれた材料を元に、こちらで全体構造、カテゴリ、動線、アドセンス対応方針までまとめられます。
逆に、これらが無いと設計がブレやすいので、どれか1つでも提供してくれると精度が跳ね上がります。
もしよければ、今すぐこの4項目をざっと教えてもらえますか?
回答にあった通り、私はこのブログを例にして上記4項目の情報をChatGPTに教えました。
テンプレートを元にChatGPTにアドセンスに合格するブログ設計を相談した
目的はアドセンス審査の通過と情報発信
テーマは脳科学や心理分野、人間をメタ的に理解する知識を格差の構造シリーズとしてで発信
趣味のゲームプレイ記録も掲載
普段はつぶやきをブログに掲載(主軸は格差の構造シリーズとゲーム、つぶやきは副軸)
読者像:人生をより良くするための深い知識を知りたい人、ゲーム好き
心配な点:
テーマがYMYLに引っかかってそう
メインコンテンツの格差シリーズがAIの回答を引用した問答形式の記事に要約とメモをつけただけなので内容の書き直しが必要かもしれないこと
つぶやき記事は30日分の見出しがあること
(例えば、ゲーム攻略情報のほとんどは個別記事ではなく該当する日付の見出しにリンクしてまとめている状態)
ChatGPT:
もらった材料だけで、あなたのブログはすでに「巨大な図書館」「生活日記」「ゲームルーム」がひとつに詰まった“多層タワー”みたいな構造になっています。
ただ、アドセンス審査官の目には「このタワー、どこが入口で、どの階が安全なのか」少し見えにくい状態に近いです。
ここからは、設計相談に必要な情報は十分そろったので、あなたがChatGPTに何を渡せば、最速でアドセンス対応の設計案を返せるかをまとめます。
ワロタ
結論としてはChatGPTによると、現状のブログはメインコンテンツとして図書館と日記とゲームルームが並んでいて、何を目的にどう巡回するべきブログなのかが分かりにくい設計になっているということでした。
ChatGPTにさらに精密な設計を相談する場合に必要な追加情報
テンプレートとして紹介した上記の4項目以外に、追加情報として以下の項目の情報があるとさらに精密な設計ができるとChatGPTに返されました。
ただし同じように相談しても、ブログの目的や置いているコンテンツによって、追加情報として必要な内容が変わるかもしれません。
- 現在のブログの「カテゴリー」一覧(今どう分かれているか、名前だけでOK)
理由:アドセンス審査は「サイトの情報構造」を見ているので、カテゴリの並びはブログの骨格図になる。
今の骨格を知らないと、再設計で「どこを壊し」「何を残す」べきかわからないため。 - メインコンテンツ記事フォーマットのサンプル1つ(リンクor記事構造だけでもOK)
理由:問答形式+要約という形そのものが問題ではないが
・一次情報はあるか
・独自性はどの程度か
・YMYLに触れているか
・AI引用バランスは適正か
をチェックしないまま設計すると「そもそも主軸がNG」という事故が起きる。 - 「(当ブログコンテンツの)つぶやき記事30日分」の形式の説明(1日=小見出しの集合?)
(例:1記事に30日の見出しが入っている構造なのか、日ごとに記事があるのか)
理由:
アドセンス審査で多いNGの一つが「日記形式で情報が散らばっている状態」
つぶやきを副軸として生かしつつ、どのくらい情報が散らかっているかが分かれば「まとめ方」「分離基準」「アーカイブ構造」を設計できる。
ChatGPTの回答をもとにブログ設計を改善してみた
ブログ設計の改善点と理由・やること(やったこと)
- X風のつぶやきタイムラインの内容の切り分け
[理由]
・情報が未整理で散らばってるように見える=専門性が分かりにくい=審査とSEOで不利
・シンプルに長くてスクロール負担が大きい
・分けた方が目的のコンテンツにたどり着きやすくて見やすい
・分けることでサイトの構造・コンテンツの境界が明確になる(価値の低い日記ブログとして見られにくくなる)
[やったこと]主にゲームと雑記の切り分け
[やった結果]つぶやきログの編集画面が軽くなった、コンテンツが見やすくなった - つぶやきタイムラインの重要度を下げる
[理由]
・つぶやき記事があるだけでゲームやChatGPT関連コンテンツの専門性を弱める
・日記や日付の見出しは、検索意図と関係がない低価値なコンテンツに見える(審査不利)
[やること]
・noindexで審査から外すか(ただの日記系は検索価値が低いので外すのが無難)
・カテゴリ名を日常ログなどに変えて重要度を下げる(済) - ゲーム攻略の個別記事化
[理由]ユーザービリティが向上するためSEOで有利、検索意図を汲める
[やること]攻略記録から再構成して投稿 - YMYLのラインを超えない
[理由]YMYLに該当するコンテンツは、人の人生の選択に大きな影響を与える可能性が高いため、根拠・権威性や専門性が強く問われる
[やること]
・もともとの趣旨である個人的な哲学や考察である点を明確にする
・人生の選択の誘導、人生や医学における断定的なアドバイス・表現を避ける
・深さを出すために自分の分析や一次情報を付け加える
・テーマによってはエンタメ寄りにするのもアリ
(科学だけどただの仮説として出す、説明よりはストーリー性を重視)
[やったこと]
・タイトルの変更・表現の見直し、参考書籍・一次情報や自分の意見の追加、要約部分の書き直し
なお、格差の構造の見直しについては、設計のレベルをChatGPTに聞かれました。
- A:アドセンス審査用にマイルド寄りの説明設計
- B:本気で深い内容を出しYMYL回避ラインを保つ設計
- C:エンタメ読み物寄りとして安全に寄せる設計
BとCのハイブリッドがいいなと個人的には思いました。
寝ずに起きすぎてたせいかぜんぜん違うABC書いてた
その他のアドセンス審査・SEOの観点で役に立ったアドバイス
- 改ページはつぶやきログの長文を1ページ表示するより見やすくなるが、SEO的にも審査的にも微妙
→2ページ以降はSEOで評価されにくい、単なる巨大ページとして見られやすい、ページ移動が面倒
→週ごとやテーマなどで完全に分割した方が、記事ごとの評価が高くなって良い。 - テーマのまとめや1ヶ月のプレイ記録の内容が少ない場合はnoindexにすると良い
→noindexで内部リンク専用にする
(公開しつつサイト全体の平均評価にも影響を与えないが、検索結果に表示されなくなる)
→コンテンツ量が増えたら=記事の検索価値が高まったらnoindexを外す - 日常ログを自分の体験情報として内部リンクするのはプラス評価
→Googleは「オリジナル情報」「独自体験」を高く評価するため
→ただし見やすく整理されていることが前提
→当ブログの日常ログは、見出しで一日の要約がある・ページ内リンクが機能しているなど整理されており、プラス評価になる可能性が高い
アドンセンスのYMYL関係でNGな表現とは(例:人生の断定)
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略語です。
GoogleはYMYLを「人の健康や安全、経済的安定、社会の福利厚生に大きく影響する可能性のあるトピック」を指す言葉として使用しています。
外部URL:有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 | Google 検索セントラル
当ブログには格差の構造というコンテンツがあります。
個人的な指針や格差や人間に関する哲学的な考察をまとめたものなのですが、テーマがYMYLに近いところがあるので、審査落ちの理由としてかなり大きいのではないかと思いました。
ということで、YMYL的にNGな表現についてChatGPTに聞いてみました。
人生の断定とは具体的にどんなことですか?これをすれば絶対成功するといった表現ですか?
ChatGPT:
「人生の断定」というのは、GoogleがYMYLで最も嫌う“読者の人生の意思決定を誘導する形の断定”を指しています。
あなたの言う
「これをすれば絶対成功する」
も典型的なNGです。
でも実際にはもっと広く、次のような表現も含まれます。
■人生の断定とは?(具体例)
◎1. 成功・失敗に関する断定これをやれば必ず成功する
こう考える人は負ける
この方法が一番正しい
その努力は無駄(やめるべき)理由:読者の行動を強く誘導するから。
◎2. 人の性質を決めつける断定
○○な人はこういう人生になる
このタイプの人は成功しない
あなたの脳はこうだ
これは性格の問題で、直らない理由:心理・性格判断はYMYL判定されやすい。
◎3. 人生選択に影響する断定
この道を選ぶのが正解
残りの人生に大きく差がつく
人生は○○で決まる
今すぐ○○しないと損をする理由:投資、健康、キャリアにも似た「重大アドバイス」扱いになる。
◎4. 認知科学・脳科学を“断言的に”人生アドバイスへ結びつける
脳の仕組み的に、○○が最も正しい
予測処理モデルによると、成功する人はこうなる
これをすれば脳が変わる理由:科学を盾にした「行動誘導」はYMYLで最も止められる。
ChatGPTによる回答
テーマがマズイやつがいくつかあるかも…
どう書いたらセーフになる?
断定を避けるための鉄板の言い換えを置いておきます。
✅一般論化する
- 研究では○○と示唆されています
- 多くの人に当てはまる傾向があると言われます
✅個人的な解釈に落とす
- 私はこう理解している
- 私自身の経験では○○だった
✅行動を指示しない
- こういう見方もある
- 参考程度にどうぞ
- 気になった部分だけ拾ってもらえればOKです
✅効果・成功を結びつけない
ChatGPTによる回答
- これが直接成功につながるわけではないが
- ヒントのひとつとして
さらにChatGPTによれば、脳科学・心理・認知の話を「人生の差」「人間理解」「成功の理由」に絡めると、重大な人生アドバイスに誤判定しやすいとのこと。
- 仮説・考察として扱う
- エンタメ/哲学寄りにする
- 「必ず」「正しい」「成功する」を避ける
なら問題ないらしいです。
個人の深い考え(人生における経験・洞察や哲学的なテーマ)自体は、本来YMYLに入りません。しかし、当ブログの格差の構造というテーマや表現方法によっては、YMYLとして見られる可能性があります。
サイトをアドセンス審査に通したい場合、個人的な思索や個人的に良いと思う考え方・体系を公開したいだけなら説明で留めることが重要なポイントです。
説明はいくらでもしてもいいけど、YMYL分野で読み手に断定的なアドバイス・行動誘導を目的にするほど経験・専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)を強く求められるようになります。
ChatGPTによれば、特に再現性を主張するほどYMYLに近いそうです。
YMYLのラインを踏み越えない身の程をわきまえた記事の例と修正点
主にAIエージェントの「Manus」を使用して分析した例です。
例1:行動変容系の記事
脳の仕組みで変わってみるというタイトルで始まる記事があります。
これは一見するとアドバイス性が強いのではないかと思いますが、
- 専門知識を優しく解説するという説明重視のコンテンツ(E-E-A-Tのうち専門性が高い)
- 実践ステップを型として提示している
- 完璧にしなくていいという記載で、行動を読者の意思決定に委ねている
- 主な内容が学術的な理論をベースにした個人的な考察であって、医学的なアドバイスや心理療法ではない
という点で逆にアドセンス審査での評価が高いという結論でした。
例2:性格診断・自立に関する記載がある記事
人間をタイプごとに分けて説明したり、性格診断や自立する方法について書いたりしている記事があります。
この記事でもYMYLに近い内容を扱っていますが、親記事で個人の考察や思索である点を記載してますし、表現も説明の範囲を超えないようにしています。
(学術的な理論をベースにした個人的な考察である点が明確)
そのほかに記事の評価が高い理由として次が挙げられていました。
- 信頼できる学術的な出典を明記(E-E-A-Tのうち専門性が高い)
- 記事が体系的に構造化されていて知識探求の価値が高い
- 性格診断はユーザーが考察を深める目的で個人的に行うワークであって、医学的な診断や人生のアドバイスではない
AIの分析では、記載している性格診断は断定的なアドバイスではないので、特に問題はないというものでした。(実際に後日、合格してるので間違ってないんだと思います)
あとは、思索系の知的コンテンツがYMYL分野に誤解されるリスクを下げるために、次の表現は修正しました。
「【Q】線形偏りタイプとマルチスケール偏りタイプが日常で気をつけるべきことは?」
→「べき」という表現を「気をつけたいことは?」に変更
「【Q】性格(線形・マルチスケール)の偏りを自覚しても自立できる方法とは?」
→「自立できる方法」を「自立できる?」に変更
例3:経済・働き方というYMYLに近いテーマを扱った記事
アフィリエイトという収入を得る手段について国がどう思ってるかについてまとめた記事もAIに分析してもらいました。
- 公的機関や信頼できる団体などの一次情報を多数引用(E-E-A-Tのうち信頼性・権威性を担保)
- アフィリエイトの法的・倫理的な側面を網羅的に解説していて(情報価値が高い=価値の低いコンテンツとみなされるリスクが低い)
- 内容が国や法律の動向分析に終始している(「稼ぐ方法」といった断定的なアドバイスを避けている)
YMYLトピックにおいて、権威性はGoogleが最も重視する要素だそうです。
AIからはAdSense審査の観点から見ても非常に模範的な記事という結論が出ました。
例4:使用している表現の見直し
ManusやChatGPTの指摘を参考にしてシリーズと記事タイトルの表現を修正しました。
シリーズタイトル:格差の法則→格差の構造
「法則」だと正しさ・行動指針・再現性や助言のニュアンスが強調されて、YMYLリスクが上がる(致命的ではないが警戒度が上がるそう)。
「構造」は格差に対する考察・分析・説明のニュアンスにとどまる。また、個人的にも自分が観察・考察した現象について説明してまとめたいという目的から外れない表現だった。
記事タイトルの修正
Manusによれば「人生に関するアドバイス的なニュアンスを含むためYMYLリスクがある」という理由で修正
修正前:
- 自分の遺伝的能力を補える人を本能的に見つけられる?人生は自己の補完要素を潜在的に求める旅なのか?【教えてChatGPT・格差の構造】
- 心が温かいだけでは自立できない?自立した人生に必要な考え方とは?【教えてChatGPT・格差の構造】
修正後:
- 自分の遺伝的能力を補える人を本能的に見つけられる?人は自己の補完要素を潜在的に求めるのか聞いた【教えてChatGPT・格差の構造
- 心が温かいだけでは自立できない?自立した人生に必要な考え方を思索する【教えてChatGPT・格差の構造】
ChatGPTによれば「自己啓発」的なニュアンスに取られる可能性があるという理由で修正
修正前:
優しさはただの本能なのか?自動行動を抑える自己認識とは?【教えてChatGPT・格差の構造】
修正後:
優しさはただの本能なのか?自動行動を抑える自己認識を掘り下げる【教えてChatGPT・格差の構造】
何気ない表現が審査落ちの原因になる可能性がある
上記以外にも気になる記事をAIにチェックしてもらって修正しました。
修正後の審査では無事に合格しています。
コンテンツをよく見せるために使った何気ない表現がYMYLに引っかかって、審査に通らない原因になる可能性があります。
YMYLの分野はE-E-A-Tが求められますが、YMYLに近いテーマを扱うだけの場合は、表現に気をつけましょう。
個人的には、自分で観察した知見を発表したいという目的と、良ければ参考になればいいな程度の思いはありました。
そこから出た何気ない言葉のニュアンスが原因になってた可能性については盲点でした。
ChatGPTにブログ設計を相談した感想
ChatGPTを使う利点は、自分のブログに合わせたアドバイスが具体的にもらえるところだと思った。
検索で出てくるアドセンス合格記事を読むと、合格するまでにどんな改善をしていたかが分かる。
それを参考に改善すれば合格できそうな気がするが、実際はそう簡単に行かないことの方が多い。
(それで合格できるなら、そんな記事は流行らないだろうね)
その点、ChatGPTなら条件さえ伝えれば自分のケースに合わせて詳しく相談できるし、合格記事を読み漁ってあれかもこれかもと悩む必要がない。
具体的にどこを直せばいいのか理由付きで明確になるのがありがたかった。
もちろんそれでも落ちる可能性はあると思うけど、改善点が漠然としたまま作業するよりはよっぽど良いと思いました。
あとManusっていうチャット型AI(自律型のAIエージェントらしいけど)にもブログ設計相談してみたんだけど、タスク処理とかデータ分析が得意だからか、アドバイスの解像度はManusの方が高い気がする。
挙がった改善点はChatGPTと似たようなものだけど、Manusは説明が簡潔な感じだった。
ChatGPTがフレンドリーな表現が多いのに対して、Manusはビジネスライクなまとめ方をしてくれる。それから現状と問題点、改善点を表でまとめてくれるから分かりやすかった。
ある程度改善が進んだらまた結果書きます。(合格しました)
アドセンス合格しました(追記)

申請出したのが2日前(11月18日→20日合格)だったはずなのでかなり早かったです。
個人的に良かったポイントは、やっぱり生成AIにチェックしてもらったことですかね。
(生成AIも改善相談後に「これなら通過する可能性が高い」って言ってたんですけど、本当にそうでした)
個人的に審査で見られているなと思ったところは
- サイトの設計
→メインコンテンツとサブコンテンツがユーザーから見て明確か?
→トップページのファーストビューで、何がメインコンテンツなのかはっきり分かるように整理・構造化されているか?
→特にモバイルからの操作性が優れているか?(ヘッダーやメニューなどのナビが充実しているか) - YMYLの線引きの理解(該当する分野を書くならE-E-A-Tが超重要)
- ユーザーにとって価値のあるコンテンツが各メインカテゴリにそれなりの量入っているか?
- 生成AIの利用にどんな価値があってどのように利用しているかの記載
参考外部URL:有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
という点です。(改善点も主にその範囲でした)
逆に広告があるかどうかはあまり関係がないと考えています(広告ありで合格してます)。
Googleの「検索品質評価者向けガイドライン」が公開されていて、それの日本語訳を読んだときに広告はあるだけでマイナス評価になるわけではないということが書いてあったからです。
サイト運営を継続するために、広告は欠かせない場合があるという理解をGoogleはしているようです。
外部リンク:google検索品質評価ガイドライン【2025年9月11日 日本語訳】-copyright-jp
もちろん中身がないペラペラの広告ページはどうしようもないですが、きちんとしたレビューや体験が記載された広告なら、アドセンス審査時に公開してあっても問題はないと思います。
アドセンス不合格のときって、「これ見て頑張ってね」ってページリンク出されるだけで、修正点が分からなくていつまでも審査を通過できないことが多々あります。
(逆に考えると、Googleにとって広告掲載価値のないサイトがはっきりしているってことでもありますが)
昔はAIなんかなかったけど、今は生成AIを使えば改善点が明確になりますね。



