当ブログでは、アフィリエイト広告が掲載されている場合があります。
(このページを読んでいる=アフィリエイトリンクが何か理解している前提で続きを書きます)
踏んでしまったアフィリエイトリンクを無効化する方法
パーソナライズ広告を無効化する場合と同様で、ブラウザに保存されている該当のCookieを削除することで無効化することが可能です。
「これがアフィリエイト用のCookie」というCookie情報が公式に明らかにされているわけではないため、個別にアフィリエイト関係のCookie情報のみを特定して削除するのは難しいです。
そのため、確実に削除したい場合は、Cookieの全削除という方法を取る必要があります。
注意点として、全削除するとCookieで保存したログイン情報も消えてしまいます。今度ログインが必要なサイトを訪問したらログインし直す手間が発生します。
Cookieの削除方法
ほとんどの場合、使用しているブラウザの設定画面から削除できることが多いです。
各ブラウザでのCookie削除方法
- Chrome で Cookie を削除、許可、管理する
- Microsoft Edge で Cookie を管理する: 表示、許可、ブロック、削除、使用
- iPhoneでSafariの閲覧履歴、キャッシュ、Cookieを消去する
- Firefox に保存された Cookie とサイトデータを消去する
全削除でログイン情報が消えるのが嫌な場合は、該当するアフィリエイトリンクに関係するドメインのCookieのみ削除する方法があります。
(例えば、アフィリエイトリンクがamazonアソシエイトだったら、amazon.co.jpのCookieを検索して全部削除するということです)
やり方は、ブラウザでCookie関係の設定画面を開いて、アフィリエイトリンク関連のドメインでCookieを検索して、出てきたものをすべて削除するだけです。
大体のアフィリエイトリンクにはアフィリエイトプログラムの提携を仲介している企業のドメインが使われているはずです。
(例えば、A8.netならそのままA8.netです)
全削除する場合よりも消えるログイン情報が少ないため、ピンポイントで対策できます。
(ないとは思うのですが、異なるドメインで管理されていた場合は無効化できません)
ブラウザの設定でCookieをサイトごとに無効化する
一部ブラウザではサイトごとにCookieの許可・拒否を設定できます。
SafariとChromeは先述の通り設定画面から検索して個別に削除する必要があります。
特定のサイトのCookieを保存しないように設定することで、手動で削除する手間がなくなります。
なお、Cookieの設定をする際は閲覧中のサイト(当ブログ)ではなく、アフィリエイトプログラムを提供する企業(Amazonやvaluecommerceなど)のドメインを指定する必要があります。
プライベートブラウジング/シークレットモード機能を使う
主要のブラウザではプライベートブラウジング機能(シークレットモード)が利用できることがあります。
プライベートブラウジング機能の利用中は、Cookieを含む閲覧データが保存されないようになります。
このため、アフィリエイトリンクのCookieがブラウザに保存されることがありません。
- Microsoft Edge で InPrivate ブラウズを使う
- iPhone でプライベートブラウズのオン/オフを切り替える
- (Chrome)シークレット モードでブラウジングする
- プライベートブラウジング – 履歴を残さずに Firefox を使用する
機能を使い分けることで、Cookieによる利便性を維持したままアフィリエイトリンクの無効化が可能です。
ブラウザを変えて無効化する方法
Cookieには保存期間があります。アフィリエイト関係のCookieの場合、保存期間は大体1ヶ月に設定されていることが多いです。
このため、1ヶ月間だけアフィリエイトリンクを踏んだブラウザと異なるブラウザを使えば、無効化したのと同じ効果が得られます。
Cookieを削除する方法だとログインが不便になりますが、ログイン情報を保存したブラウザを2つ使い分けする方法なら、利便性を維持したまま無効化することが可能です。
なぜこれを書いたのか
個人的に新しく挑戦してみたいこととしてアフィリエイトがあります。
しかし、私個人の習慣としては、わざわざアフィリエイトリンクを踏まないような行動を取るため、挑戦に矛盾を感じるところがあります。
(別に踏んだ場合でも何も思わないんですが、区別する余裕があると自分で検索してしまいます)
要するに、私みたいによくわからんけど意図的に避けていく人間がいるので、選択肢として書きました。
この心理の背景を考えてみると、価値の移動が非対称的に行われるところに不信感や忌避感を覚えるのではないでしょうか。
そして、忌避感や不信感が生じる理由は、対価が発生する仕組み自体がまだ新しすぎて、社会や個人の感覚で当たり前のものとして受け入れる土壌がまだないからかもしれません。
仮に社会や個人の感覚として受け入れられる時代が来たとしても、人間感情的な理由でリンクを押したいこともあれば、何となく押したくない場合もあるんじゃないかなと、個人的には思います。
(今まで以上に上手にリンクを置くだけでは不十分になる未来もありそうだな、と勝手に予想しています)
このような人間がいる一方で、デジタル広告市場は世界的に拡大傾向です。私のような人間が多数派だと拡大するわけがないので、必要な人に届く限りは広告というものは人間にとって有益であるということでしょう。
ちなみに、私はブラウザのトラッキング・広告設定で、アドセンスもほぼ表示されない生活をしています。
自分はアドセンス表示しないくせに、サイトを審査に出してるところにもやや矛盾を感じます。
(サイトの完成度を測れるという意味では有意義だとは思います)