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冷気侵入戦線~断熱のない部屋の冬は「窓」が一番の冷気源~
壁に断熱材が入っていない部屋で過ごしたことがありますか?
断熱材がない家というのは、冬になると冷気の侵入を許しがちです。
(もちろん断熱材が入った家でも、暖気のほとんどは窓から逃げていきます)
私の身の回りで最近あった冷気の侵入は、実家のネッコ部屋兼人間部屋で、特に腰高窓からの冷気が強く、暖房をつけても足元がスースー、ヒエヒエになります。
カーテンをしていても、何となく冷たい空気が服越しに感じられて体も冷えてきます。
この忌々しい冷気が部屋に侵入する原因を調べてみると、どうやら窓周辺の冷たい空気が床に沿って流れ出す「コールドドラフト現象」が起きているらしいです。
コールドドラフト現象が起きると、暖房を入れても暖気は上に留まって、窓から冷えた空気が流れ込んできます。このため、部屋を暖めているのに何だか寒い感じがします。
(私のケースだと室内の保温性能が低いというのもあると思いますが、窓側から来る冷気が強すぎて、暖房をつけていても温風が当たるところ以外は寒いみたいな感じでした)
この冷気の侵入は仕方がないものと思っていましたが、無対策のままで過ごすと石油ファンヒーターの灯油の減りが早くて給油するのが面倒です。
そのため、冷気対策として「防寒用カーテンライナー」と「アルミシート」を使って冷気の侵入防衛ラインを構築しました。今こそ人と冷気の争いに終止符をうちましょう。
【管理人の一言】
冷気の侵入を絶対に許すな…!
断熱に関する現象とその専門用語の外部資料
防寒対策その1:カーテンライナーで冷気を遮断してみた
掲載した全写真は撮影後に加工したものです

(画像はレールが一つなのでカーテンと一緒に開いてます)
ライナーの仕組み:空気の流れを止める

初めに行った対策は、冷気遮断用のカーテンライナーをカーテンの裏側につける方法です。
使用方法は簡単で、ビニール素材のライナーをカーテンと一緒にレールに吊るすだけです。
使用するコツとして、窓と壁の間に隙間ができないように、棒や重しなどを使ってできるだけ密封しましょう。
カーテンライナーでの防寒は、窓とカーテンの間に空気の層をつくるのが重要なポイントです。
「窓→ライナー→カーテン」という構造にすることで、ライナーが窓、窓枠をカプセルのように包む形になります。(洗濯バサミ、テープや重しを使って、ライナーをしっかり固定する前提です)
窓の冷気やすきま風は、密閉されたカーテンライナーの中でシャットアウトする形になり、室内の暖かい空気と冷気が直接混ざるのを抑える役割を果たします。
冷気を遮断する断熱カーテンライナーを実際につけた効果は?
実際に部屋にライナーをつけてみた結果、冷気の直接的な流れ込みはかなり減少しました。
設置のポイントは、とにかく密閉して冷気が漏れる隙間という隙間をなくすことです。密閉するほど効果が高くなります。
(私の場合、カーテンライナーが開かないように洗濯バサミで固定したり、後ほど追加したアルミシートや段ボールを立てかけたりして、隙間ができないようにしています)

無対策の頃は、窓から冷気が流れっぱなしで、石油ファンヒーターの温度も上げないと部屋が冷える方が早いという状態でした。(たしか18度程度に設定していました)
しかし、カーテンライナーをつけてからは、ヒーターの温度をそれほど上げなくても部屋の温かさを維持できるようになりました。(最低温度の12度まで下げても、部屋が長時間暖かくて冷えにくいです)
設定温度を下げてもよくなったため、給油するペースも遅くなっています。
ただし、真冬の深夜から早朝になるにつれて、ライナーで包んだ窓側が冷え込みすぎてカーテン越しにじんわり冷気を感じることはありました。深夜帯は設定温度を1~2度上げないと冷気の寒さが気になります。
(これは温度が高いところから低いところに移る冷輻射によるもので、ある程度は仕方ありません)
おすすめのカーテンライナー(防寒のビニールカーテン)は?
なお、本記事で使用したカーテンライナーは「ワイズ あったかキープカーテン掃出窓用」です。
掃き出し窓用のカーテンライナーは、大体どの商品もサイズ・素材が似たようなものです。
買うときに気になった点はビニールのニオイが気になるというレビューがあったことです。ワイズの商品を実際使ってみたところ、匂いはそれほど強くはありませんでした。
(確かにニオイはややありましたが気分に影響するほどではなく、よくある範囲内だと思いました)
腰高窓用を使わなかったのは
- サイズは合ってるけどカーテンライナーの裾が窓枠から中途半端に垂れているパターン
- 掃出窓用のカーテンライナーを使って裾が床までつくパターン
この二つを比較したとき、裾が床までついている方が密閉しやすくて防寒効果が見込めるのではないかと思ったからです。
(もちろん窓のサイズや窓枠の作り、どう密閉するのかで何が一番良いか変わると思います)
あとは大は小を兼ねるし、他のところにも使い回せます。断熱材がない家だと壁ごと冷えるので覆う範囲も広い方がいいのかなーとかも思いました。
(断熱性能が高い家だとジャストサイズでもいいのかもしれませんね)
個人的には密閉のしやすさを考えると、窓枠ごと覆えるように少し大きいサイズを買うのが良いと思いました。
防寒対策その2:床からの冷気防止でアルミシートを追加

カーテンライナーのおかげで冷気の侵入はほとんどカットできたため、これでも真冬がとても快適になりました。猫はもちろん人間も快適です。
(断熱がしっかりしてる家なら、ライナーだけでも十分そうだなあと個人的には思います)
ですが、さらに強力な冷気侵入防衛ラインを構築するべく、アルミシートを導入しました。
(アルミシートは、断熱シートや省エネシートという名前のときもあります)
導入のきっかけはChatGPTに窓の冷気遮断方法を相談をしたことから
窓からの冷気を防ぐ方法を教えて下さい。
今やっていることはカーテンの裏に冷気遮断用のビニール素材のカーテンライナーをつけて
なるべく密封するようにしています
ChatGPT:
とても良い対策をされていますね。カーテン裏に冷気遮断ライナーを付けて密封するのは、コストパフォーマンスが高い基本対策です。
そこからさらに効果を高める方法を、段階別(手軽→本格的)に整理してお伝えします👇
【ChatGPT提案の窓周り防寒対策】
●お手軽レベルの対策(~1000円)
- カーテンの下にできる隙間を塞ぐ
→カーテンの裾を床につく長さにする
→すきま風ストッパー、タオル、布クッション、ドア下用ドラフトストッパーを置いて塞ぐ - 窓枠の隙間を塞ぐ
→隙間テープを使う
→賃貸の場合はマスキングテープ+ラップなどで仮的に覆う
【体験】住まいによっては、サッシや窓枠自体のつなぎ目(隙間?)から強い冷気が流れ込んでいたことが私も実際にありました。
窓周辺の隙間を探して手をかざしてみると、どこから冷気が侵入してるかが分かるので、隙間があったら塞ぐようにしましょう。
床と段差がある掃き出し窓なら、段ボールを立てかけて、さらにその隙間をタオルで塞ぐ方法でも冷気を遮断できます。
●中レベルの対策(1000~3000円)
- 窓ガラス自体の断熱化
→断熱フィルム、プチプチを窓に貼る - 窓際に空気の層を作る(個人的におすすめ)
→カーテンライナーをつける、さらにビニールを張って二重カーテンにする
●本格レベルの対策(3000~1万5000円)
- 窓の二重化
→内窓キットや簡易二重窓パネルの設置 - 足元の冷気対策
→窓の前にラグ、カーペット、断熱マット(=アルミシート)を敷く
【意見】空気の層をつくると外の冷気が室内の空気に伝わりにくくなるので、窓の二重化ができるならそっちが一番効果高いと思います。(放射冷却の防止)
効果の大きさや対策の意味などは回答で確認
🟢【手軽にできる追加対策】
① カーテンの下部の隙間を塞ぐ
- 冷気は下へ流れるので、床との隙間を遮断すると効果が大きいです。
- 方法:
- カーテンの裾を床に少し引きずる長さにする
- すきま風ストッパーやタオル・布クッションを置く
- 百均やホームセンターにあるドア下用ドラフトストッパーを流用してもOKです。
② 窓枠の隙間をふさぐ
- 特にサッシの角やレール周辺からの冷気が強いことが多いです。
- 対策:
- すきまテープ(スポンジタイプ・モヘアタイプ)を貼る
- マスキングテープ+ラップや厚手ビニールで仮的に覆う(賃貸でもOK)
🟡【中レベルの断熱強化】
③ 窓ガラス自体の断熱
- ガラス面からの放射冷却を減らすと効果が大きくなります。
- 方法:
- 断熱フィルムを貼る(ホームセンターで透明タイプあり)
→ 室温低下を2〜3℃抑える効果がある場合も。- プチプチ(緩衝材)を貼る(見た目を気にしないならコスパ最強)
→ 内側の空気層が断熱層になります。④ 窓際に「空気の層」を作る
- カーテンと窓の間の空間を密封できると、外気と室内の空気が直接混ざらなくなります。
- すでにライナーを付けている場合でも、さらにもう一枚ビニールを張る「二重カーテン」状態にするとより効果的。
🔵【本格的な断熱対策】
⑤ 窓の「二重化」
- DIYでできる「内窓キット」や「簡易二重窓パネル」を設置すると、劇的に改善します。
- 例:ニトリ、アイリスオーヤマ、YKK「プラマードU」など
- アクリル板やポリカ板をはめ込むだけの簡易タイプもあり、施工不要で断熱性能が2倍以上に。
⑥ 足元の冷気循環を遮る
- 床に伝わる冷気も大きいので、
- 窓の前にラグやカーペットを敷く
- 断熱マットをカーテン下に敷く
といった床断熱も有効です。
🧊【まとめ】
対策レベル 方法 効果 コスト 手軽 すきまストッパー、裾密封 ★★ 〜1000円 中 断熱フィルム、プチプチ ★★★ 1000〜3000円 強 二重窓、アクリル板設置 ★★★★★ 3000〜15000円
ChatGPTの提案の中では、私は断熱マットによる対策が気になりました。
理由は床や冷えたライナーから冷気を感じるからです。
防寒用のカーテンライナーで密閉しても、夜~早朝の低気温の影響でライナーの内側にある壁や床が冷えたり、ライナーの隙間からわずかに冷気が漏れたりすることがあります。
冷えた場所の近くにいると冷輻射が起きて、体温が奪われて何だか肌寒さを感じるのです。
(例えば、作業デスクが窓際にあると冷えを感じやすいです)
このため、すでにカーテンライナーがある窓自体の対策よりも、カーテンやライナーの真下にある床の冷えを軽減する断熱マット対策が良いのではないかと思いました。
アルミシートを実際に敷いてみた効果は?

購入したものは、約2帖・厚み4mmのアルミシート(省エネシート)です。
(素材は発泡ポリエチレン+アルミ蒸着フィルム)
そのまま使うと大きいため、自分で切って窓下(カーテンの真下)に敷きました。
結果を先に言うと、何となく夜間の窓際にいても肌寒さがありません。窓際の床が冷えにくくなったこともあってか、体感温度が上がったような感じがします。
(ただしまだ真冬ではないので、冬になってからだとまた感想が変わる可能性があります)
私の設置ケースは次のとおりです。
- 腰高窓からの冷気の侵入が半端ない
- 窓は防寒機能なし(二重窓とかじゃない)
- 防寒対策目的でビニール素材のカーテンライナーを吊るしている
- 床はフローリングだが上にタイルカーペットを敷いている
- 家に断熱材は入ってないらしい
この条件でアルミシートを敷く場合、ChatGPTによれば、発泡ポリエチレン+アルミ蒸着シートをカーテン下に敷くのは、熱が移動する現象である放射・対流・伝導の全てに働きかけるという意味で非常に有効とのこと。
(体感で1〜2度、床表面温度で2〜3度の改善が期待できるそうです)
アルミシートの効果:放射熱を反射する・冷気の流れを抑える
床にアルミシート(断熱マット)を敷くメリットは、断熱層をつくって冷気が床に伝わるのを防止できることです。
アルミシートを敷かない場合、カーテン裏から冷気が下に流れて床が冷えていきます(足元から冷える)。
さらにカーテンライナーもない場合は、暖房をつけたとしても暖気は上に行って、冷気が下に溜まるコールドドラフト現象が起きることもあります。
アルミシートをカーテン+ライナーの真下に敷く場合は、冷気が床から部屋全体に広がっていくのを抑えることが可能です。アルミシートが空気の層となるため、冷気が床まで届きにくくなり、部屋全体にも広がりにくくなります。
熱の移動の仕方 主な発生箇所 アルミ蒸着シートの作用 効果の内容 ① 伝導(接触による熱移動) 床や窓ガラスなど固体間 発泡ポリエチレン層が空気層を保持し、熱の伝わりを遅らせる 床が冷たくなりにくく、熱が逃げにくい ② 対流(空気の流れによる移動) 窓→カーテン裏→床へ流れる冷気 カーテン下で気流を遮断し、空気の動きを止める 冷気の「通り道」を物理的に断つ ③ 放射(赤外線による熱放出) 室内の暖かい物体→冷たい窓面へ アルミ蒸着面が赤外線を反射して室内側に戻す 放射冷却を抑え、体感温度を維持 定量的な目安(実測データのある効果)
住宅環境や床材にもよりますが、類似製品の実験では:
- 床表面温度が 約2〜3℃上昇
- 足元体感温度が 約1.5〜2℃改善
- 暖房効率が 5〜10%向上(冷気対流の減少による)
という報告があります(JIS A 1420相当の断熱測定試験などからの推定値)。
ChatGPTによる
また、使用のポイントとして
- 赤外線を反射できるアルミ面を上にする(室内側に向ける)
- 冷気の流れを止めるためにカーテンの裾がシートの上に少しかかる長さすること
- 厚手のラグとアルミシートの併用で体感温度が1〜2度程度上がる
- 窓の幅より左右10cmくらい広めに敷くと、端の隙間から回り込む冷気をカバーできる
- 奥行はカーテン裾から床後方に20–30cmの余裕があると良い
- アルミシートの発泡層は3〜8mm程度が扱いやすい(効果とコスパのバランス良)
- 厚めの6〜8mmはさらに断熱効果が高いが、厚みで段差ができる
といった点を挙げていました。
アルミシートは扉の前に置いても効果がある?
実際に敷いてみた結果、隣の部屋からの冷気が広がりにくくなって、床も冷えにくくなった感じがします。
(アルミシートのサイズは、窓と同様に扉幅+左右10cm程度広く取って冷気の回り込みを防ぎます。奥行きは30〜50cm程度あると良いようです)
試したのが秋なので、まだ気温の下がり方が本格的ではなく、扉を開けていることも多い時期です。夜になると冷気が隣の部屋から入ってきますが、アルミシートでそこそこ留められているような気がしています。
真冬だと扉を開け放すことはないと思いますが、扉の隙間からの冷気の侵入防止に期待したいです。
なお、ChatGPTによれば、ドア下や蝶番周りの隙間は冷気の主な侵入経路になっているとのことです。
扉まわりの冷気の流れと、アルミシートの効果
🔻冷気の流れの実態冬場に冷たい空気が入る主な経路は:
- ドア下の隙間(数mmでも流入)
- ドア枠や蝶番まわりのすき間
- 床に沿って部屋の奥まで冷気が流れる(コールドドラフト)
このうち、「1」と「3」が体感温度を大きく下げます。
→ 床面に冷たい気流の層(高さ10〜30cm程度)が生じ、足元が冷える原因になります。
作用の種類 アルミシートの役割 防寒の仕組み 対流 床面の空気の流れを遮断 扉下から入った冷気が部屋に広がる前に止める 伝導 発泡層が床との熱交換を遅らせる 床が冷えにくくなる 放射 室内の赤外線熱を反射して戻す 扉付近の放射冷却を抑える(体感温度↑) つまり、床面のアルミシートは**「冷気のバリア+断熱マット」**として働きます。
ChatGPTによる
床面から冷気が侵入すると対流が発生し、暖気が上に冷気が下に流れるようになります。
(体感温度が下がる原因)
アルミシートを敷いた場合
- 冷気が部屋に広がる前に抑えることができる
- 床が冷えるのを防止できる
という効果があります。何もしないよりも入ってきた冷気の影響を小さくすることが可能です(体感温度も上がる)。
また
- ドア下すきまテープやドラフトストッパー(ゴム・スポンジ・布製)の併用
- 扉前のラグ・マットとアルミシートを重ねる
といった工夫によって冷気の流入をほぼ遮断できます。
アルミシートを敷いてから何となく温かい感じがするのは、こういった背景を考えると気のせいではないと思います。
おすすめのアルミシートは?
私が買ったアルミシートはホームセンターにあったもので、ネットでは売ってなさそうでした。
しかし、長さや厚み、素材などの規格が同じアルミシートなら同様の効果・機能的価値を発揮すると考えられます。
- サイズ・素材・厚さが私が買ったものと似ている
→(2帖サイズ・厚み4mm・素材:発泡ポリエチレン/アルミ蒸着シート) - ChatGPTがおすすめした条件に一致する
→(厚みが3~8mm、素材:発泡ポリエチレン/アルミ蒸着シート)
上記の条件で商品を探してみると、ニトリのアルミシートがありました。
2025年10月現在、180×230cmの大きいサイズしか在庫がないようです。
私が買ったものは180×180(2帖)で、窓下とレール上・扉の前2ヶ所に使ってまだ余っています。
ただし、掃き出し窓用カーテンライナーの片側1枚の幅が110cm(2枚で幅220cm)である点を考えると、アルミシートの幅が180cmだと短いかもしれません。
実際に部屋の腰高窓の下に敷いたとき、窓枠に対してやや幅が足りてなかったので、ニトリ製の230cmでちょうど良いかもしれませんね。
条件に一致する中で厚めのものを探すと、山善のアルミシート(厚さ8mm・防ダニ加工)がありました。
ジョイント可能な2枚組なので、繋げる以外に半分ずつ別のところで使うとかできるんでしょうか。
ズレもせず扱いやすいというレビューはありました。
山善の通販でアルミシートのサイズを調べると
3畳サイズ:幅180×奥行232cm 重量1kg
断熱アルミシート ほかほかスーパーDX/マグナムスーパーDX | 山善ビズコム オフィス用品/家電/屋外家具の通販 山善公式
(90×232 2枚組)
※ジョイント時:幅約170×奥行232cm
ということらしいです。ジョイント時に幅がやや短くなるみたいですね。
余ったアルミシートは、(見た目を気にしないなら)そのまま冷気の遮断用に立てかけたり、じゅうたんや電気カーペットの下に敷くこともできるのでムダになりにくいです。
(あと、私は知らなかったのですが、風呂の浴槽に浮かべる(アルミ面が下)と温度が長持ちするらしいですね)
深夜に冷気を感じる原因は「放射冷却」
ChatGPTに深夜に冷気を帯びる窓の防寒を相談してみた
ライナーやアルミシートで防寒対策をすると冷気が和らぎますが
それでも深夜から早朝になるとカーテン越しに冷気を感じることがあります。
これをマシにするには他に何ができますか?
ChatGPT:とても良い観察ですね。
カーテン裏にライナー、下にアルミシートまで対策されているというのは、家庭レベルではかなり上級の防寒です。
それでも深夜~早朝に「カーテン越しに冷気を感じる」のは、窓自体の放射冷却(輻射熱の損失)が関係しています。
つまり、空気のすきま風ではなく、「ガラス面が外気で冷え、それが赤外線として室内の熱を奪う」状態になっているんです。
冬場は夜中から明け方になると、外気温がかなり低くなります。
冬であれば地域に関係なく、窓際に近づくとスーッとした冷気を感じることも多いはずです。
(温度は地域や時期にもよるけど10度以下ぐらい)
この夜~深夜、早朝に感じるカーテン越しの冷気は、実際には空気のすきま風ではありません。体や部屋の熱が冷えたガラスに向かって放射されている(=放射冷却)現象です。
冷たい外気に接している窓ガラスやカーテン表面の温度も冷えるので、室内や体の熱が冷たくなった窓際に移動して暖かさが奪われていきます(冷輻射)。
いくらカーテンやライナーをしても、ガラスが冷えていれば輻射熱の損失(=体温や室温が逃げること)は止まらないということです。
このケースでは、「ガラス面の冷え」自体をブロックする工夫が必要になります。
(厳密には、窓が外気に接してる時点で冷えるものなので、ガラス面の冷えが室内に伝わらないようにする対策です)
防寒対策その3:カーテンレール上部の対流を防ぐ

ChatGPTから、以下の窓ガラス放射冷却の対策を提案されました。
この中ではカーテン内の空気循環を対策するのが一番簡単そうでした。
| 問題の原因 | 対策の方向性 |
|---|---|
| ガラスからの放射冷却 | プラダンなどで二重窓化 |
| カーテン内の空気循環 | 上部と裾の密閉強化 |
| カーテン生地の輻射 | 遮光・厚手素材に変更 |
| 壁の放射冷却 | 断熱シートやボード追加 |
| 冷気下降流 | 窓下ヒーターで対流打ち消し |
カーテン越しでも冷気を感じる理由(科学的な視点)
外気が0〜5℃になると、窓ガラス表面温度は5℃前後まで低下します
室内の空気(20℃)や体から出る赤外線は、ガラスを通して外に放射されます
結果、体が「壁から冷気を感じる」のではなく、“冷えたガラス面に熱を奪われている”状態になります
この放射(輻射)熱の損失は、空気を遮断しても完全には止められません。
改善策:放射冷却+空気の滞留を防ぐ方法
① 内窓・二重窓(プラダンで簡易的にOK)最も効果が高いのは「ガラスと室内の間に空気層を1つ追加する」ことです。
ホームセンターで売っている透明プラダン(3〜4mm厚)を窓サイズにカット
サッシの内側にマスキングテープ+両面テープで固定
これで約1cmの空気層ができ、熱伝導・放射の両方を緩和します
→ 体感で2〜3℃ほど暖かくなり、夜間の“カーテン越しの冷気”がほとんどなくなります。
② カーテン上部のすき間をふさぐ
冷気は下に流れますが、上部のすき間からも対流が起きます。
→ カーテンボックスや突っ張り棒の上に「発泡ポリエチレンの細長い棒」や「布パネル」を置くと、
カーテン内の空気の循環を止められます。③ 厚手の遮光カーテン or ウール混素材に変更
冷気遮断ライナー+熱反射・遮光カーテン(3級以上)にすることで、
カーテン自体が放射熱のバリアになります。
遮光等級が高いほど、赤外線反射率も上がります。④ 窓下ヒーター・パネルヒーターを設置
小型の「窓下ヒーター」を置くと、
上昇気流で冷気の降下を打ち消す効果があります。
(1〜2畳程度でも、窓際温度を+3〜5℃上げられます)⑤ 壁側にも断熱材を貼る
壁に断熱材が入っていないとのことなので、
窓際の壁面にも断熱タイルシートやプラダン+アルミ蒸着シートを貼ると、
「窓+壁」両面の冷輻射を減らせます。
放射冷却と冷輻射は厳密にはどちらも違うことを指していますが、調べると意味は大体似たようなもんでした。(高い温度が低い温度に移って、冷えたり寒く感じたりすること)
本題のカーテンレール上部の防寒対策とは、カーテン内部の空気の循環を止めることです。
冷気は下に流れますが、上部のすき間からも空気が入ることで対流が起きます。
そのため、カーテンレールの上部に隙間がある場合は塞ぐことで対流による熱の移動と損失を抑えることが可能です。
実際にやってみたところ、空気の循環を抑えられたということなのか、カーテンライナーの隙間から冷気が漏れるのがほとんどなくなりました。深夜の窓際に近づいてもひんやりした冷気を感じません。
(冬本番でも同じ効果が得られるか期待したいですね)

この温度だと暖かい格好+電気ひざ掛けか、電気カーペット・こたつで過ごせます。
窓際の冷気は防寒対策で密閉していればそこまで気になりません。
深夜になると17.3度ぐらいまで下がります。窓際はやや冷気が気になりますね。
毛布や電気ひざ掛けがあれば過ごせます。
石油ファンヒーターを使ってみましたが、室内温度が高かったので、最低温度で数分動いただけで切れました(省エネ設定)。冬本番でもだいたいこんな感じです。
防寒対策その4:窓の放射冷却対策で段ボールを立てかける

気温が低い日はかなり窓から体温を持ってかれる感じがありました。窓側は密閉しているので、原因は「防寒対策その3」と同様に冷たい空気の侵入ではありません。冷たい場所に部屋や体温の熱が移動して感じる寒さです(冷輻射)。
ひとつ前の「防寒対策その3」でしたことは対流を止めるものでしたが、その対策は暖かい空気が冷たい場所に移動するのを抑えられるだけです。外気に接している窓が冷たくなるのは避けられません。
次の対策としては、カーテンライナーの内側、つまり窓に直接段ボールを立てかけることにしました。段ボールが空気の層となって、内窓のような役割を果たします。
大きめの段ボールでも高さが足らないので窓上部までは覆えませんでしたが、立てかけるだけでも窓越しの寒さの感じ方が和らぎました。(めっちゃ冷える→若干冷えてくるぐらい)
多分「窓→段ボール→カーテン→部屋」という感じで間に挟むことで、窓の一番冷たい面が先に段ボールに接する形になります。段ボールを一枚挟むだけで、部屋の空気や体温が窓側に奪われにくくなったものと考えられます。
ちなみにChatGPTの対策では
- ホームセンターにある透明プラダンを窓のサイズに加工して貼り付ける方法
- 窓下ヒーターやパネルヒーターを置く方法
が挙げられていました。
冷気大敵!冬場のデスクワークの防寒対策は?どう乗り切る?
私は冬の間、椅子に置けるサイズの電気ホットマットと電気ひざ掛けを使っています。
この組み合わせは冬場のパソコン作業が快適です。
膝から下の冷気を感じず、熱い飲み物と組み合わせると冬本番でも暑いぐらいです。
(ちなみに脚を下ろすと寒いので、電気ホットマットを置いた大きめのPCチェアに正座して作業することも多いです)
難点があるとしたら電源コードがごちゃごちゃして煩わしい点がありますが、あの2つのアイテムなしでパソコン作業なんてできないので、どうでも良さが上回ります。
ファンヒーターと比べて給油の手間がないですし、エアコンと違って電気代も安いため、コスト的にもこの組み合わせはめちゃくちゃおすすめしたいです。
私が使ってる電気ひざ掛けは、山善の小さい電気毛布です。椅子に座りながら使ってます。
ミニサイズ(90×50cm)とMサイズ(130×80cm)がありますが、買うときミニがなかったのでMサイズを使ってます。
サイズが大きいと膝から足元まで覆えるので結果的にMサイズで良かったかもと思いました。
窓際にデスクがあるのでこれがないと寒くて作業できません。
続いて、私が座布団の代わりに使ってる電気ホットマットは、広電というメーカーの商品です。
40×40cmサイズのホットマットなんですが、同じものや後継商品の在庫があまりなさそうなので、同じサイズの山善のホットマット勧めときます。山善を信じろ。
電気ホットマットのレビューを見ると猫用の電気カーペットとして使われている例が多かったです。
実家の猫はニトリの長方形の電気カーペットが余ってるのでそれを使ってますね。
人間が使うと、当たり前ですが電気ホットマットの上に座るとおしり・太ももが暖かいです。
直接座っていることもあって温度はかなり熱く感じます。
温かい反面、座りっぱなしで同じ部分が熱されていると、皮膚が低温火傷する可能性や刺激で皮膚が黒くなることがあるので、それは気をつけてください。
(そうなる前に痛くなってくるので座り直すと思いますが。私は痛いなと思いながら、面倒でずっと座ってたらちょっと焼けました)
参考
メーカー「広電」について
HOTしよう。 | 糸偏暖房器具で国内シェアNo.1 | 株式会社 広電 [ KODEN ](公式サイト)
カーテンライナーやアルミシートによる防寒対策の注意点
設置の際に注意点があるとしたら、いくら防寒対策をしたとしても、外気が冷たくなる夜間は熱源なしで過ごせるほど暖かくはならないという点です。(家の断熱事情で変わるのかもですが)
このため、防寒効果を確かめる際は、エアコンの暖房やヒーター、カーペットなどの熱源を維持できる状態で
- 設置前と比べて体感温度が変わったか
- 暖房器具の設定温度を下げても暖かいのか
- 防寒対策した部屋・していない部屋でどう違うか
という視点で効果を確かめてみてください。
それからカーテンライナーで密閉した窓側にファンヒーターなどの暖気を当てると、寒暖差で結露しやすいです。
カビの原因になるので、ファンヒーターなど温風が出る暖房器具を窓際に置く場合は、窓から室内の内側に向ける方がマシだと思います。
防寒・冷気対策でよくある質問(FAQ)
ここでは、窓からの冷気対策について、実際に多くの人が気になる疑問をまとめました。
検索でもよく見られる質問を中心に、実際の防寒効果や使い方のポイントをQ&A形式で紹介します。
窓からの冷気を防ぐにはどうすればいい?
カーテンライナーと断熱シート(アルミシートなど)を併用し、カーテンを床まで垂らして隙間をなくすのが効果的です。
特に、カーテンの下部や両端にすき間があると冷気が入り込みやすくなるため、ピンチ(洗濯バサミなど)で軽く留めたり、カーテンを床に届く丈に調整すると冷気の侵入を抑える効果が上がります。
アルミシートの防寒効果は?
アルミシートは熱を反射して室内の暖気を戻す働きがあります。
床や窓下、扉の前に敷くことで、冷たい空気が広がるのを防ぐことが可能です。対策によって体感温度が2〜3度ほど上がる場合もあります。
発泡ポリエチレン+アルミ蒸着タイプなど、厚みのある素材ほど断熱効果が高いです。
プラダンと段ボール、どちらが断熱性が高い?
どちらも「空気層をつくる」ことで断熱効果を発揮しますが、プラダン(プラスチック段ボール)の方が空気層が均一で、断熱性・耐久性が高いです。
一方で、段ボールは手軽に使えるため、一時的な対策としては十分な効果があります。
夜中にカーテン越しに冷気を感じるのはなぜ?
夜間は窓ガラスの表面温度が下がり、冷気が対流で下に流れ込むためです。
このため、ライナーの上部・側面・下部にすき間があると冷気が入りやすくなります。
カーテンライナーの隙間をふさぐ、または窓下にアルミシートやプラダンを追加すると改善します。
また、対流以外に冷輻射によって冷えを感じることもあります。
冷輻射の冷えは冷たい空気の流れによるものではありません。体温や室内の熱が冷たい窓に移動し、温度を奪われることが原因で感じる冷えです。
対策としては、内窓や簡易的にプラダンを窓に合わせてカットして設置することで緩和することが可能です。
断熱のない部屋でも効果を出すコツは?
断熱材が入っていない部屋では、「空気の層を増やす」+「熱を反射する素材を使う」ことが重要です。
カーテンライナー、アルミシート、プラダンなどを重ねて層にすることで、冷気の伝わりを大幅に抑えることができます。
まとめ:お手頃な冷気対策はカーテンライナー+アルミシート!
ChatGPTに提案された主な窓の防寒対策のまとめを以下に記載します。
| 対策 | 主な効果 | 弱点 |
|---|---|---|
| カーテンライナー | 空気の流れを止める | 放射冷却は残る |
| アルミシート | 放射熱の反射・断熱 | 湿気対策が必要 |
| プラダン | 二重窓効果 | 湿気・スペース |
| カーテン密閉・ラグ | 足元の冷気遮断 | 効果は局所的 |
書いてる時期が秋頃なので、一番防寒対策を発揮したい時期である冬本番の気温でも通用するかどうかについてはまだ分かりません。
冬になったらまた追記したいと思います。
とりあえず秋頃の夜間というまあまあ冷えてくる時間帯での防寒効果は、かなりあったと個人的に思っています。
追記:
・全国的に冬の寒さと言われた2025年11月19日/深夜4時/室温16.8度:
深夜帯でも電気ひざ掛け、電気ホットマットの使用でそこまで冷えを感じず。暖房器具をずっと使っていると暑い瞬間もあった。
使わないでいると肌寒い。ファンヒーターは使ってない。
何も防寒対策してない部屋から今回防寒対策した部屋に入ると暖かさを感じる。
・11月27日/朝7時42分/室温13.8度:
電気ホットマット、電気ひざ掛けがあっても冷える。温かい飲み物がセットならまだ耐えられそうだけど、ファンヒーターなど使ってもいいレベル(ファンヒーターの室温は12度で最低設定温度と同じだった)
ヒーターを点けたら室温が16度まで上がって、エコモードなのですぐ消えました。
(一瞬点いただけで長時間いけるならめっちゃエコですね)
【管理人の一言】
我々は冷気の侵入を絶対に許してはならない
完
熱移動については調べながら書いた程度なので、自分でも調べたうえで自宅に合った防寒対策を考えることをおすすめします。

